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発砲、制圧……どこまで「実力行使」許される 苦悩する日本警察 誰もがカメラ持ち歩く“可視化時代”に

警察官拳銃

発砲、制圧……どこまで「実力行使」許される 苦悩する日本警察 誰もがカメラ持ち歩く“可視化時代”に (1/4)

警察官による発砲、制圧行為といった「実力行使」はどこまで許されるか――誰もがカメラを持ち歩き、警察官の一挙一動が市民の目線にさらされている“可視化時代”の現場で、要求される「力のバランス」とは。

[産経新聞]

 スズメを撃つのに大砲を使うな。たとえ目的が正しくても、その過程に行き過ぎがあってはならないという原則を意味する言葉だ。警察官による発砲、制圧行為といった「実力行使」もしばしばこの文脈で問題になる。暴走車両への発砲で相手を死亡させ殺人罪に問われたり、職務質問中の突発的な制圧行為が違法とされたりするなど、判断が難しい事例は少なくない。米国では昨年夏、警察官が制圧の過程で黒人住民の首を絞めて死亡させた一部始終が携帯電話のカメラで撮影され、インターネット上に拡散して市民の猛反発を招いたのは記憶に新しい。今はだれもがスマートフォンなどカメラを持ち歩き、警察官の一挙一動が市民の目線にさらされている。そんな“可視化時代”の現場で、要求される「力のバランス」とは-。(宝田良平)

動画の衝撃

 「そういう場合に、引き下がれとは教えていない」

 辣腕(らつわん)で鳴るニューヨーク市警のウィリアム・ブラットン本部長は、市警が招いた悲劇に遺憾の意を表明しつつ、取り締まりの必要性に言及することも忘れなかった。

 事件が起きたのは昨年の7月17日。ニューヨーク市スタテン島の路上でたばこを不法販売していた黒人のエリック・ガーナー氏(43)が複数の警察官に取り押さえられ、その後病院で死亡した。

 今回のケースが大きな注目を集めたのは、警官による制圧の一部始終を、ガーナー氏の知人が携帯電話のカメラで撮影していたからだ。動画がテレビ放映され、インターネットにアップされるや瞬く間に市民の猛反発が起きた。

 映像を見る限り、確かにガーナー氏は大声で叫び、言うことを聞こうとはしない。ブラットン本部長の言うように、ここで引き下がる警官はいないだろう。

 ただ、ガーナー氏は武器を出そうとしたり、襲いかかったりする素振りは見せていない。白人警官が背後から飛びかかり、首を絞める「チョークホールド」に及んだのは明らかにやり過ぎに思える。

 市警の内規にも背く行為というが、地元大陪審は昨年12月、この警官の不起訴処分を決定。黒人少年(18)を射殺したミズーリ州の白人警官が不起訴となったことと合わせ、刑事司法への不信が全米に広まった。

 米国の司法制度に詳しい西村あさひ法律事務所の平尾覚弁護士は「ほとんどの事件は大陪審を経ずに、司法取引で終結している。大陪審がかかわるケースでも実質的にはプロの検察官が判断しており、制度が形骸化、儀式化しているとの指摘がある」と話す。

 米国では以後、警察の職務執行で黒人が射殺されるたびに、ニュースになるような状況もみられた。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/20/news055.html


発砲しない日本警察

 銃社会の米国と違って、日本では警官が発砲すること自体ほとんどない。刑法犯認知件数は年間百数十万件で推移しているが、相手に向けて拳銃を撃つ件数は10件に満たない。警察庁によると、平成21年4件▽22年1件▽23年1件▽24年5件▽25年4件-といった具合だ。死者はこの5年間で1人だった。

 犯罪が凶悪化し殉職の危険が高まる一方で、拳銃使用に「過度に抑制的だ」として、警察庁が規則を改正したのが13年のこと。従来の警棒優先の規定を削除し緊急時には威嚇なしに発砲できると明文化した。

 しかし規則改正後に拳銃使用が増えたかといえばそうではない。(1)単に構える(2)威嚇射撃(3)相手に向けて撃つ-の合計は15年には65件だったが、22年には3分の1以下の19件まで減少。ここ数年は20件台で横ばいの状態だ。「抑制的」な傾向はむしろ強まっているといっていい。

警官発砲は「殺人」か

 拳銃使用をめぐって現場を動揺させたのが、奈良県大和郡山市で15年9月に起きた事件だ。県警の警官2人が逃走車両に発砲し助手席の男性が死亡。奈良地裁は22年4月、2人を裁判に付す決定をし、殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪で裁かれることになった。

 警官の職務中の拳銃使用が殺人罪に問われた例はそれまでなかった。警察関係者の間では罪の有無の前に、発砲した警官が刑事被告人の立場に置かれたことにショックが大きかった。「現場の萎縮を招く」と不満が渦巻いた。

 公判で争点となったのは発砲により相手が死んでも構わないという「未必的殺意」があったかどうかだ。

 被告の警官2人は、逃走を阻止するため「助手席側から運転手の腕に照準を合わせた」と説明した。結果的には着弾点は大きく外れ、助手席の男性の頭部に当たった。

 検察官役の指定弁護士は逃走車に遮光フィルムがはられ、運転手の姿を含めて内部がまったく見えない状況だったことから「腕を狙った」という供述は不合理だと指摘。「現場での興奮も相まって、乗員を死亡させても構わないという殺意を有していた」と訴えた。

 遮光フィルムの存在は警察側には不利だった。“見えない腕”に照準を合わせたという言い分は「どこに当たってもいいから、とりあえず逃走を止めたかった」とも受け取れる。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/20/news055_2.html


 それでも1、2審ともに「殺意なし」として無罪の結論を導いた。その根拠の一つとされたのが、日ごろの訓練だった。

 「発砲の際は身体の枢要部を外すよう、徹底して指導を受けている。早い話が『相手の手足を撃て』とたたき込まれている」

 そう解説するのは一連の公判で弁護人を務めた川崎祥記弁護士(奈良弁護士会)。「場合によっては射殺もやむなし」という発想は、日本の警察官の頭にはないという。

 「犯人の生命を助けたいという考えが基本に据えられている。諸外国の警察機構と比べても、評価されていい」(川崎弁護士)

 昨年12月、最高裁で上告が棄却され、警官2人の無罪が確定した。

ケース・バイ・ケース

 警察官職務執行法(警職法)7条は拳銃を含む武器使用の要件について犯人逮捕、逃走防止のために(1)必要と認められる理由のある場合(2)合理的に必要とされる限度で-と定めている。

 一方、素手での実力行使について判例は「社会通念上、必要かつ相当と認められる限度」や「具体的状況のもとで相当と認められる限度」で可能としている。

 武器にせよ素手にせよ、必要なら使っていいが、おのずと限度はある。スズメを撃つのに大砲を使っていないか、ケース・バイ・ケースで違法性が判断されるということだ。

 最近の事例では、大阪府高槻市の男性が職務質問しようとしてきた府警の警官に投げ飛ばされ、胸や足の骨を折ったとして府に損害賠償を求めて提訴。大阪地裁は昨年11月、警官の力の行使を違法と認め、府に賠償を命じている。

 判決によると、男性は22年11月、アルミ缶を積んだ自転車を走行中、盗難自転車と疑った高槻署員に停止を求められた。男性が従わずにいるとバイクで幅寄せされ転倒。男性が「何すんねや」と抗議すると、署員は男性の両肩をつかんでアスファルト上に投げ倒し、全体重でのしかかった。

 府警側は「男性が暴れたため、2人で路上に転倒した」と主張したが、判決は医師の鑑定結果をもとに違法な暴行だったと一蹴している。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/20/news055_3.html


現場の“可視化”

 極端なケースはともかく、一体どこまでの力の行使なら許されるのか。第一線に立つ警官はいつ、いかなる場合でも「限度」を冷静に見極めているのか。

 「基本は逮捕術の制圧技を使って相手の行動を抑えるが、あれをするな、これをするな、という縛りはない。細かく規定して現場で躊躇(ちゅうちょ)すれば、命を落とすこともあり得るのだから」とある警察幹部は言う。

 日本の警察には「お台場事件」という苦い教訓がある。およそ10年前、東京都港区台場でバットを持った男が暴れた際、制止すべき警察官が一目散に逃げ出す様子がテレビカメラにとらえられてしまった。

 武器使用を含め、犯罪者には強い姿勢で臨んでほしいというのが市民の多数意見だろう。だが現実には「現場が怖い」と尻込みする新人警官も少なくない。このため大阪府警のように採用試験で体育会系を重視し、「強い警察」という方向性を鮮明に打ち出す組織もある。

 スマートフォンをはじめ今やだれもがカメラを持ち歩いている。ニューヨークに限らず、警察官の現場での振る舞いは日本でも?可視化?されているといっていい。時代は警察に、強さと慎重さという、ときに対立する二項の両立を求めている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/20/news055_4.html


◆難しいところですな。
でも、確実に日本の警察官は甘いよ。
人権屋だかマスコミが騒ぐからかもしれないが
警察が「拳銃の使用は適切だった」のコメントは異常。
世界を見渡しても稀。
明確なルールが無いからかもしれないけど。

1ページの
>暴走車両への発砲で相手を死亡させ殺人罪に問われたり

今は脱法ドラッグとかで暴走車とか多いのに体当たりで止めないしな。
珍走団とかもそうだけど。

4ページの現場の“可視化”
昔、ヤングジャンプの「盗撮影手 パパラッチ」の最終巻で
皆、インスタントカメラとか持ってて犯罪が減るみたいな終わり方だったのだが
全然、そんなことは無いね。

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[ 2015年02月20日 12:30 ] ネット・話題 | TB(-) | コメント(9)
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